2018年12月のある晴れた日、笠原小学校内の陽だまりサロンへ行ってみると、お正月飾りのミニ門松作りが行われていました。
門松は年神様が空から降りるための目印と考えられ、門の左右に飾る習わしがあります。材料はそれぞれに縁起が担がれていて、竹は“生命力や繁栄の象徴として長寿を願うもの”、松は“神様が宿る木”、南天は“難を転じるように”、橙は“代々栄えるように”という意味があるそうです。
この日は橙の代わりに宮代で採れた福来(ふくれ)みかんが使われていました。“福が来ますように”という意味が加わり、またひとつ縁起の良い門松になりました。
門松作りが進むにつれて、生徒さん同士の会話も自然と弾みます。
隣の人が困っていれば、つい手が伸びる。
自分の子や孫へ向けるような優しい眼差しで見守ってくれる人がいる。
そこには、世代を超えた温かな交流がありました。
陽だまりサロンでは、季節のイベントも行われていますが、普段の日は、お茶飲み、おしゃべりなど、どなたでもゆっくり過ごすことができます。
ぽかぽかと日差しが降り注ぐ陽だまりサロンへ遊びに行ってみませんか。
今年は役場横