ハーブガーデンがある新しい村は、東武動物公園駅西口から歩いて15分、東武動物公園の東口ゲートを過ぎた所にあります。
農産物直売所やカフェがあり、農体験ができ、宮代町の昔からの風景を残す貴重な場所です。
休日には、のんびりザリガニ釣りを楽しむ親子や、芝生広場にシートを敷いて家族でくつろぐ方などで賑わいます。
新しい村は「遊具が何もない」との声も聞かれますが、ここには遊具などなくても遊べる自然がいっぱい!
さあ、メディカルハーブガーデンへ。
新しい村のハーブ園は、「宮代町メディカルハーブガーデン」として、昨年リニューアルしました。
ハーブは一般的に料理や芳香などに使われる生活に役立つ香りのある植物。
メディカルハーブはハーブの中でも薬効に注目した薬用植物のことです。
(株)生活の木のアドバイスで、レイアウトの見直しや植栽の見直しを進めてきたそうです。
園内は、和のハーブ、キッチンガーデン、メディカルハーブガーデンなどテーマごとに8つのエリアに分かれています。
ひとくくりにハーブと言っても種類が多く、名前と特長が書いてあるのでわかりやすくて良いですね。
園内はハーブだけではなく、季節の花も咲いています。色とりどりの花が美しい!
このガーデンでハーブを眺め香りに癒されながらハーブティーを飲んだら、日頃の喧騒を忘れることができそうです。
ハーブの垣根を作るため、昨年からたくさんの苗を育て、今年植え付けが終わったそうです。
大きく育ったらハーブガーデンと通りの間に、ラベンダーとローズマリーの垣根ができるそうですよ。
もう少し時間はかかりそうですが、素敵なガーデンになりますね。
ハーブのある生活の提案
ハーブは、育てて、使って暮らしに役立つ植物です。
この日は、新しい村にある村の集会所で「ハーブのある暮らし講座」が開催されていました。
「ハーブは美味しく楽しく使うもの。フレッシュハーブは必要な分だけ買いましょう。牛乳だってたくさん買い置きしないでしょ」
と講師の中村先生。
先生は今、サーモンのローズマリー焼に凝っているそうです。
そんなプチお料理のお話も盛り込まれていましたよ。
この講座はハーブの基礎を楽しく学びながら、新しい村のハーブガーデンを魅力的なものにするためのアイデアを4回連続の講座の中で、みんなで考えていくそうです。
「生活の木 薬香草園」ガーデンリーダーの髙橋真紀さんにご指導いただきながら寄せ植え体験。
みなさん思い思いに苗を配置し、作業を進めていました。
講座を見学後、森の市場で販売していたハーブ苗や花苗、野菜苗と、詰め放題の有機肥料を購入。
自宅でどのように植えようか、想像しながら帰路につきました。
あなたも宮代町で土に癒され、農のある生活、ハーブのある生活をしてみませんか。
2019年6月に取材した記事です。
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