農や自然に癒される”新しい村”
直売所やハーブ園、芝生広場などが敷地内にある新しい村は、木陰でピクニックをしたり、愛犬と一緒にのんびり過ごせる場所として、町内外問わず多くの人から愛されています。
ここ1年の間に芝生広場で新たに「モルック」で遊ぶ人の姿を見かけるようになりました。
モルックとはいったいどんなスポーツなのか…
どうしてこんなに宮代町で広まっていったのか…
新しい村でのモルックの楽しみ方と共にご紹介します!
■フィンランド発祥モルックとは? What is MOLKKY?
モルックは、フィンランドの伝統的なゲームをもとに、1996年に開発されたボーリングのようなスポーツです。小さな子どもからお年寄りまで、体力に自信がなくても気軽にできるスポーツとして親しまれています。
・1~12まで数字の描かれた12本のピン(スキットル)を50点ピッタリになるようにモルック(棒)を投げる
・50点を超えると25点に減点
・2本以上倒れた場合は記載の数字ではなく本数での計算
・3回連続スキットルを倒せないと失格
など、その都度計算しながら作戦をたてていくため、頭と集中力を使うスポーツでもあります。
■モルックで遊んでみる Let’s play MOLKKY!
新しい村の農の家では、モルック普及協会の皆さんが作ったモルックを無料でレンタルしています。3セットの数量限定ではありますが、レンタルがあるお陰で気軽に楽しめますね。
まずはスキットルを並べて準備を整え、ゲームスタート。
1投ごとに思わず声を上げながら、ゲームが進むにつれてさらに熱が入り、歓声が大きくなります。楽しそうに遊んでいると仲間に入れてほしい、と声を掛けてくる人も。チーム制なのではじめましての人ともすぐに仲良くなれます。
■モルックを楽しみながら 自然や食に癒されて
そろそろ一息つこうかなぁと思った時は、すぐそばにある「森のカフェ」や「森の市場 結」へ。
「森のカフェ」では季節の果物を使った手作りドリンク、濃厚なソフトクリーム、地場産の野菜を使った料理を提供しています。
また、「森の市場 結」では地元の農家さんの野菜をはじめ、地域の人が作った美味しいものが勢ぞろい!日本各地から集めたクラフトビールも販売していて、身体を動かした後には最高です。
<モルックフェスティバル限定のフィンランドプレートとクラフトビール>
モルックでエキサイティングした心と身体を落ち着かせたいときは、芝生広場の裏手にある山崎山を散策するのがおすすめ。天気の良い日には木漏れ日が差し、1歩足を踏み入れた瞬間に空気が変わったようにすら感じる不思議な場所です。
山といっても標高は10メートルでどなたでも簡単に登ることが出来ます。
この山崎山の自然を使ったアクティビティのひとつがツリークライミング、大人も童心に帰って楽しめるスポーツです!
詳しくはこちらをご覧ください。
https://www.kuraso-miyashiro.com/nature/39/
また、「森の市場 結」の裏手にある沼(笠原沼)も癒しスポットのひとつです。釣りを楽しむ人の姿も。
そして、エリア内にあるメディカルハーブガーデンでは、無農薬で約100種類のハーブを栽培しています。
摘みたてのハーブでハーブティーが楽しめたり、ハーブを使ったワークショップも開催されています。6月に入るとラベンダーが咲き始め、ミツバチたちが元気に活動します。目の前に見える東武動物公園の木製ジェットコースターは圧巻!楽しそうな叫び声も聞こえてきます。
■多くの笑顔が生まれた「ゆるゆるモルックフェスティバル」
そんな新しい村を舞台に、5月14日には「ゆるゆるモルックフェスティバル」が開催され、20チーム約80名もの参加者が集い、笑顔の真剣勝負が行われていました。台風の影響を受けつつも無事に開催できたことで、より一層盛り上がりを見せました。
この日に向けて練習してきた参加者たちの一喜一憂する姿、負けてしまったチームの人も対戦相手を応援し、その空間にいるみんなの心が1つになっていたことが伝わるイベントでした。
■モルックをツールにまちが元気に
新しい村の美しい自然や風景はまるでフィンランドにいるような雰囲気を醸し出し、モルックで遊ぶには最適!
チーム対抗戦なのでみんなで一丸となって身体を動かす事で心が通うモルックは、今後もさらに人気が高まりそうです。
皆さんも地域の美味しいものが身近にあり、一歩足を延ばすと心が洗われるような自然がある新しい村でモルックを楽しんでみませんか。
【編集後記】
モルックが宮代町で親しまれているのは『モルックを通じて周辺地域がちょっとだけ幸せになること』をモットーに奮闘しているモルック普及協会があってこそです。
メンバー自身がモルックを楽しみ、熱意をもって活動していることが周りの人の心を動かし、イベントにもたくさんの参加者が集ったのだと思います。
新しい村の芝生広場からは今後もスキットルを倒す音と、楽しげな声がたくさん聞こえてきそうですね!