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今を乗り越えるためにー緊急事態宣言の下でー
2020年5月15日 -
宮島 佐代子 私の子育ては、不安や迷いでいっぱいでした。 でも、子どもたちのお陰でたくさんの人に出会い、 学びそして成長させてもらいました。 子どもが自立した今、今度はお母さんたちの 応援をしたいと思っています。 私たちは今、新型コロナウイルスの感染拡大によって、地球レベルの危機に陥っています。日本も緊急事態宣言が出されて今までに経験したことのない日常が一か月以上も続いています。学校や仕事に行けず、買い物も思うようにできない日々を過ごし、長引くことでストレスも溜まっています。こんな時だからこそ大切にしたいことをいくつかご紹介します。
①不確実と確実
今どんな気持ちなのか、何を思っているのか、子どもの話を聴いてあげてください。気持ちを聴いてもらうことはストレスの解消にとても役立ちます。親子で共通の不安について話すことも不安を取り除くことに繋がります。世の中がどうなるのか分からず、確実なものが見えないからこそ、親が話を聴いてくれる安心感が子どもにとって確実なものとなります。②今の我慢は、明日へ繋がる
学校に行きたい、友達に会いたい、運動したい、勉強したいなど、子どもたちはたくさんの想いがあるのに我慢しています。でも、今日の我慢は、明日へと繋がっています。今、自分にできることを積み重ねていくことは将来必ず役に立ちます。また、マスクや手洗いをすること、なるべく家にいることが自分の命を守って、他の人の命も守っています。そして、お父さんもお母さんもあなた達を守ることを一所懸命考えて努力しているのだということを話してあげてください。③いじめっ子ではなくヒーローに
こんな時、イライラしてしまうことは仕方のないことです。イライラして人や物にあたることも出てきます。でも、少し収まったら、私たちのために、病気の人たちを救うために、過酷な状況の中で、働いている人たちのことを話してあげてください。感謝やねぎらい、励ましはみんなで乗り越える時の大きな力になります。差別をするのではなく、思いやりの気持ちがまわりに伝染したら良いと思います。子どもたちの笑い声でにぎわっていたひろばが懐かしいです。おもちゃも絵本もピカピカで皆さんを待っています。早くコロナウイルスが収束することを願って、お会いできる日を楽しみにしています。
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