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- いつもと様子が違うとき~こんなときは救急車~
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子どもの緊急時に、慌てず、落ち着いて適切な対処ができるように、
救急通報のポイントをよく読んでおきましょう。
救急通報のポイント
救急車を呼ぶときの番号は119番です。
救える命を救うためには、応急手当が重要です。応急手当が必要な場合は、消防本部から電話で指示されます。
救急車が到着するまではどうしても時間がかかります(平均7.9分)。いざというときに、大切な方を救うためにも、正しい応急手当を身につけておきましょう。消防署では救命の講習を行っています。
問合せ先
宮代消防署
応急手当をしている人以外にも人手がある場合は、救急車の来そうなところまで案内に出ると到着が早くなります。
救急車を呼んだら、こんな物を用意しておくと便利です。
- 保険証や診察券
- お金
- 靴
- 普段飲んでいる薬(おくすり手帳)
<乳幼児の場合>
- 母子健康手帳
- 紙おむつ
- 哺乳瓶
- タオル
救急車が来たら、こんなことを伝えて下さい。
- 事故や具合が悪くなった状況
- 救急隊が到着するまでの変化
- 行った応急手当の内容
- 具合の悪い方の情報(※)
※持病、かかりつけの病院、普段飲んでいる薬、医師の指示等、日頃からメモにまとめておくと便利です。
ためらわず救急車を呼んでほしい症状
こんな症状がみられたら、ためらわずに「119番」に連絡してください。重大な病気やけがの可能性があります。
頭
- 頭を痛がって、けいれんがある
- 頭を強くぶつけて出血がとまらない、意識がない、けいれんがある
顔
- くちびるの色が紫色で、呼吸が弱い
胸
- 激しい咳やゼーゼーして呼吸が苦しく、顔色が悪い
おなか
- 激しい下痢や嘔吐で水分が取れず食欲がなく意識がはっきりしない
- 激しいおなかの痛みで苦しがり、嘔吐が止まらない
- ウンチに血がまじった
手足
- 手足が硬直している
意識の障害
- 意識がない(返事がない)又はおかしい(もうろうとしている)
けいれん
- けいれんが止まらない
- けいれんが止まっても意識が戻らない
飲み込み
- 変なものを飲み込んで、意識がない
じんましん
- 虫に刺されて、全身にじんましんが出て、顔色が悪くなった
やけど
- 痛みのひどいやけど
- 広範囲のやけど
事故
- 交通事故にあった(強い衝撃を受けた)
- 水におぼれている
- 高所から転落
生まれて3カ月未満の乳児
- 乳児の様子がおかしい
詳しくは総務庁HPへ
総務省消防庁 救急車利用マニュアル