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「非認知能力」を遊びで楽しく育てよう
2018年10月17日 -
原嶋 朋子 子どもたちは「宝物」だと思います。 その子どもたちを育てているみなさんも「宝物」です。 「孤育て」ではなくいっしょに楽しく大切に「子育て」しましょう。 そのためにお手伝いをさせて頂きたいと思ってお持ちしています。 「非認知能力」最近注目されているのをご存じですか?
非認知能力とは「IQで測れない心の力」のことです。この能力を乳幼児期に身につけておくと、幸せな人生を送ることができる可能性が高くなる、と言われています。非認知能力
①自分に関わる力 自尊心、自己肯定感、自信、自立心、自制心 など
②他人と関わる力 社交性、協調性、共感力、思いやり、社会性 など
乳幼児期にこの「心の土台」をしっかり作っておけば、その上にたくさんのものを積み重ねることが、できます。土台が強固だと崩れないのです。。*非認知能力を育てるには?
子ども自身がおもしろがって遊ぶことで自然に力が付いていきます。
*では、どう遊べばいいの?
興味を持って様々なものに触れることで子どもは世界を知っていきます。「学ばせる」のではなく、遊ぶことから自分で身に付けていくのです。
*非認知能力を育てるために親ができることは?
・子どもが夢中になって遊ぶことができる環境作り。
・子どもの先回りをせずにじっくりと構えて見守る。子どもが目線を合わせて共感を求める瞬間を
見逃さないこと。親は後ろからエールを送る「応援団」であり「黒子」になってください。
・求められたら参加して一緒に楽しみましょう。すぐに答えを出さず一緒に考えてもいいですね。「ごっこ遊び」もとても有効です。「誰か」や「何か」になりきることで、相手の気持ちを考えるなどいろいろな力(創造性、社会性など)をおもしろがって広げて行くことができるのです。
非認知能力は「特別なこと」をしなくてもいいのです。子どもの目線で、親も一緒に楽しむ。焦らずニコニコと暖かい親のまなざしや共感が子どもの生きる力になるのです。子育てひろばでお待ちしています。いっしょに楽しく遊びましょう。