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新年もどうぞよろしくお願い申し上げます
2020年1月4日 -
栗原 富智枝 子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。 皆さん、新年あけましておめでとうございます。新しい年がお子さんや保護者の皆様にとりまして、幸せで笑顔があふれる一年になりますよう、お祈り申し上げます。
さて、皆さんはどんなお正月を過ごされましたか?おじいちゃん、おばあちゃんの所へ新年のご挨拶に行き、お年玉をもらったり、お節料理をご馳走になったり・・・きっと楽しいお正月を過ごされたことでしょう。お正月といえば、凧揚げ、駒回し、羽子板、福笑い、カルタなど日本伝統の遊びが沢山あります。普段はゲーム派の現代っ子も親子一緒に昔遊びに挑戦したら、きっと夢中になるはずです。今からでも遅くはないので是非、広い公園に行き「凧揚げや羽子板」などの昔遊びを楽しんでみてはいかがでしょうか。
この四半世紀、子どもたちの人気の遊びはアナログからデジタルに変わりました。クリスマスプレゼントにゲーム機をお願いする3~4歳児も多いと聞き、びっくりしますが、気になるのはその利用時間です。昨年、世界保健機構WHOではゲーム障害を精神疾患の一つとして認定しました。アルコール依存やギャンブル依存と同種になったのです。
定義としては
① 自分の意志で止めることができない。
② やるべきことが優先的に出来ない。
③ 社会生活に重大な支障が出ているのに止めることができない。
以上の3点です。驚くことに、日本でゲーム障害に該当する中高生は、推定93万人と発表されました。皆さんのお子さんは、ゲームやネットの長時間利用が習慣化されていませんか?これからは、子どものゲームやネット利用に注意が必要になる。そんな時代になっています。
さて、昨年大活躍したプロゴルファーの渋野日向子さんをご存じでしょうか?
笑顔がとても印象的ですが、あの笑顔は「いつも笑顔でいなさい。笑顔は周りの人を幸せにするから。」とお母様が幼少期から伝え続けた賜物だそうです。正に母からの贈り物ですね。これはとてもいい話ですが、反面、私は一人息子に人生で大切な事を何一つ言葉にして伝えてこなかったことを悔やんでいます。あぁ~!人生の指針や信念になる言葉をかけていなかった!と今更ながら後悔しています。皆さんは、大事なことをお子さんに言葉で伝えていますか?自分の信念があるのなら、それを日頃から伝えてください。親からの贈り物として!
ここに、皆さんにご紹介したいマザー・テレサの言葉があります。
「言葉が行動に、行動が習慣に、習慣が性格に、性格が運命になる」と言葉は続きます。
マザー・テレサは、より良い運命を切り開いていくには、自らの言葉や思考、行動を日々意識することが大切だと説いています。乱暴な言葉使いになっていないか?
自分の思考がネガティブになっていないか?
マイナスの言葉が口癖になっていないか?
何事も明るく前向きに取り組んでいるか?親として、大人として、このような境地を目指していきたいですね。
★子育て支援センターげんきっ子(国納保育園内)相談日★
火曜日・金曜日9~12時