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かいちゃダメ！かゆい時のおまじない
2020年8月15日 -
栗原 富智枝
子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。 皆さん、暑中お見舞い申し上げます！
今年の夏は、新型コロナウイルス感染症と熱中症の対策が同時に必要なので
今まで誰も経験したことのない夏になりそうです。
これを乗り切るために！ 例年以上にご家族の健康管理が大切ですね。夏といえば『あせも』『虫刺され』など…幼児において皮膚のトラブルはつきものです。
特に『かゆみ』は厄介ですね。しつこいかゆみが残るとイライラしたり集中できなかったり、体質によっては赤く腫れ上がってしまいます。
「 触っちゃダメよ。かいちゃダメよ 」と言っても、子どもは我慢できずに強くかいてしまうものです。また、寝ている間にかきむしって悪化させてしまう場合もあります。
皮膚に傷がつくと、そこから雑菌が入ったり炎症を起こすこともあるので、お子さんの爪は短く切ってあげてくださいね。我が家では、かゆい時の特効薬の『おまじない』がありました。
それは無味無臭・無害・しかも無料です！ 簡単にできて子どもから大人まで誰にでも効く、その特効薬は『冷やしタオル』です。かゆい時に患部を冷やすと．．．
あら、不思議！ かゆみが何処かに飛んでいきます(笑)
これは、冷たさで感覚を麻痺させることで『かゆみが薄れる』それだけのことです。「 まぁ本当かしら？ 」と思ったら、先ずは保護者の方から試してみてください。
タオルと氷水を用意してギュッと絞るだけで準備完了！
かゆい所に冷たいタオルを優しく押し当てると、気持ちが良くて効果は抜群です。
また、お子さんに試すときは「 かゆいの、かゆいの、飛んでいけ～！ 」と、おまじないの掛け声をお忘れなく！ お母さんのおまじないは、かゆみも痛みも吹き飛ばす不思議な力を秘めています。私も息子が小さな頃は、色々なおまじないを処方してきましたよ(笑)
皆さんもご家族で賑やかに夏をのりきってくださいね。この患部を冷やす方法のポイントは、優しくそっと押さえることです。
ゴシゴシこすると、肌への摩擦が刺激になって逆効果になるので注意をしてください。
また、あくまでも『おまじない』です。
様子を見ながら症状がひどくなるようでしたら、早めに皮膚科を受診してくださいね。●子育て支援センターげんきっ子（国納保育園内）相談日●
火曜日・金曜日９～１２時
【お電話でも相談を受付しております】
０４８０－３４－５８９１