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ありのままの子どもの姿が宝物
2021年7月1日 -
栗原 富智枝 子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。 皆さん、こんにちは!
梅雨入りを目前にひかえて、お天気が変わりやすい季節になりました。これからの季節は、マスクが息苦しくなってきます。新型コロナウイルス感染症の収束が見えない中、引き続きマスク・換気・手洗いうがい・ 三密回避など感染予防に努めながらも...マスクの下では笑顔を忘れずにいたいですね。
さて、皆さんは「お子さんの良いところを3つ教えてください」と言われたら、すぐに思いつきますか? 「いっぱいあって迷います」という方よりも、一瞬戸惑う方が多いのではないでしょうか?
一般的に保護者は、子どもの「良さ」よりも「できないこと」「直してほしいこと」など、マイナス面ばかりに目が向きます。そうなると注意することが多くなり、子どもは自分が容認されていないと感じ「自己肯定感」が低くなります。
※自己肯定感とは、「自分には価値がある」「自分は愛されている」といった自信や自分の存在意義を前向きに受け止める感覚のことです。
コロナ禍で家族が一緒にいる時間が長くなり、嫌でも子どものことが気になって「怒ってばかりいます」と、よく耳にします。お気持ちはよ~く分かります!
でも、お母さんが怒っていると家の雰囲気は悪くなってしまいます。目先の「できること・できないこと」に目くじらを立てるのではなく子どもの育ちにとって大切な柱となる点を意識してお子さんの成長を見守ってみませんか?
① 情緒が安定しているか?
② 思いやりがあるか?
③ 自発性が発達しているか?
④ 社会性が発達しているか?これらは数値化しにくいため気付きにくいのですが、生きていく上で大切なことです。普段から「できる・できない・勝ち・負け」など安易な評価は避け、子どもの状態をよく観察して「情緒や自発性」などの内面的発達に心を傾ける。
また、子どもの気持ちを理解して、ありのままの姿を認めることも大切です。そして折に触れて「生まれてきてくれてありがとう」「あなたは我が家の宝物よ」と伝え、「ありのままのあなたが大好き」と抱きしめてあげてください。
げんきっ子の相談日は、未就園児の育児相談だけでなく小学生の保護者のゲームやインターネット利用についての子育て相談も受け付けています。
※げんきっ子に小学生は入れません。保護者の方だけでご来館ください※●子育て支援センターげんきっ子(国納保育園内)相談日●
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