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ちゃんと感じる
2021年8月1日 -
宮島 佐代子
私の子育ては、不安や迷いでいっぱいでした。 でも、子どもたちのお陰でたくさんの人に出会い、 学びそして成長させてもらいました。 子どもが自立した今、今度はお母さんたちの 応援をしたいと思っています。 車を走らせていると青い空と大きな黄色いひまわりと緑の葉っぱが、目に入ってきました。30本くらいは並んでいます。ウキウキと見とれてしまう景色でした。
人の気持ちを表す言葉に「喜怒哀楽」というのがあります。皆さんは喜怒哀楽をちゃんと感じていますか。このストレスの多い現代、なかなか思い通りにいかないことばかりです。
特に嫌なことがあっとき、傷ついたとき、本当は辛いのに、悲しいのになかったことにしていませんか。大きな悲しみや苦しみは感じられるけど毎日の小さなことは、置き去りにされがちです。
だけど小さな悲しみや苦しみの蓄積は信じられないくらい、心からエネルギーを吸い取ってしまいます。抑え込むのに慣れてしまうと楽しい気持ちやうれしい気持ちもわかりずらくなります。心の可動域が狭くなって固まっている感じです。
自分の気持ちを「ちゃんと感じる」ことは、とても大切なことです。ＳＮＳ上では、自分ではない誰かの情報があふれていて、それが正解のようになっています。でも、それはあなたの気持ちではありません。一番耳を澄ませなくてはいけないのは、「今、自分がどう感じているか」です。
「感じる事」と「考える事」は、違います。「感じる」を表す言葉には、うれしい・ワクワクする・気持ちいい・心細い・不安・恐い・嫌・苦しいなどがあります。どんな感情も感じてみてください。感じる気持ちに善悪はありません。大切なのは「感じること」
子どもと過ごす時間はかけがえのないものです。でも、二人だけでずっと一緒にいるとイライラして、「もう、嫌」と思うこともあります。思ってはいけないと自分を責めずに「今、自分は、そう思っているんだ」とその気持ちを受け止めてあげてください。「疲れた」「一人になりたい」「誰かに助けてもらいたい」そう思うのも人として自然な気持ちです。
周りのお母さんたちも同じような気持ちはあるはずです。おしゃべりをしたり、愚痴を言ったりして気持ちを発散させて、エネルギーを充電できることもあります。子育てひろばに遊びに来てください。お会いするのを楽しみにしています。
子育て相談は月曜日、乳幼児すくすく相談は水曜日のいずれも９時から１２時
子ども家庭相談は木曜日１３時から１６時です。
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