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「できた瞬間を見逃さないで」
2018年5月16日 -
宮島 佐代子 私の子育ては、不安や迷いでいっぱいでした。 でも、子どもたちのお陰でたくさんの人に出会い、 学びそして成長させてもらいました。 子どもが自立した今、今度はお母さんたちの 応援をしたいと思っています。 赤いサクランボがお店に並ぶ季節になりました。今回は、子どもの行動が何度言っても直らないときの対処法の一つをご紹介します。
太郎君は玄関にいつも靴を脱ぎっぱなしです。お母さんが何度注意してもそろえようとはしません。「靴はそろえて!いつも言ってるでしょ。何度言ったらわかるの!」お母さんだってもう言いたくないし、うんざり。そんな時は試してみてください。
① 親が望む子どもの具体的な行動を決めて伝える
(靴を脱いだらここにそろえて置こうね
→見本を見せる・箱を用意し場所を指定するのも効果的)
② 親も靴を脱いだらそろえることを忘れない
③ 子どもの毎日の様子を観察する(①をときどき伝える)
④ 子どもが靴をそろえた瞬間を見逃さない
⑤ プラスのメッセージを伝える
(靴そろえられたね。お母さんとっても嬉しいよ。玄関もきれいだね)
など母の気持ちを伝える。具体的な行動を伝え、見本を示し、言葉で支持することを減らして、見せることを増やします。そして、できた瞬間を見逃さない。同じことを何度も言われると嫌になるし、できたとき褒められるとうれしいものです。上手くいくしつけの秘訣は、のんびり・ゆっくり・繰り返し。毎日の生活の中で大変だと思いますが、いつもと違ったやり方もチャレンジしてみてください。
梅雨入りも間近です。子育てひろばでお会いするのを楽しみにしています。