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はじめての友だち
2017年4月21日 -
原嶋 朋子 子どもたちは「宝物」だと思います。 その子どもたちを育てているみなさんも「宝物」です。 「孤育て」ではなくいっしょに楽しく大切に「子育て」しましょう。 そのためにお手伝いをさせて頂きたいと思ってお持ちしています。 遊び相手は、いつから必要なのでしょう?おもちゃの取り合いをせず、仲良く遊べるのはいつからでしょう?子どもの友だちについて、発達の面から考えてみましょう。
(0歳児)親や兄弟など特定の人との信頼関係を築く時期
この時期は、それぞれ好きなことで遊んでいるように見えます。そばに居て声をかけてあげましょう。守られているという「絶対的な安心感」を育てることが、友だちと関わる基礎を作ります。
(1歳児)友だちへの関心が膨らむ時期ですが、オモチャや場所を巡るトラブルが多い時期
トラブルが多い理由は「相手の思い」を、まだ汲むことができないからです。
(2歳児)イメージの共有は出来るが、自己中心で友だちとぶつかることが多い時期
友だちや子ども自身の気持ちを代弁して「ことば」にして伝えてあげてください。
*1、2歳児 オモチャや場所の取り合いが増えるのはなぜ?
この時期は「自分のもの」「自分の場所」を主張して「自分」を作っている作業中。取り合いなどは、友だち作りの前の大切なプロセスの一つです。子どもの気持ちに共感(欲しい気持ちは、わかるよ)してから、別のやり方を提案してあげてください。大人の考える友達関係ができてくるのは、4歳過ぎからです。その理由は、4歳過ぎにやっと相手の気持ちが理解できるようになるからです。「心の発達」を焦らずに見守ることが大切です。そうは言っても、子どもの言動にお母さんが凹むこともあると思います。そんな時も「子育てひろば」に遊びに来てください。スタッフや相談員とおしゃべりする中で見えてくることがあると思います。お待ちしています。
■子育て相談は月曜日・すくすく相談は水曜日でいずれも9時から12時
子ども家庭相談は木曜日13時から16時です。(FAXでも受付しています。)TEL:0480-32-6899
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