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保護者と子どもが笑顔になる手抜きとは?
2022年9月1日 -
栗原 富智枝 子育て支援センター げんきっ子で相談員をしています。「子どもにとって大切なこと」それはゆったりとあたたかく子どもの成長を見守る回りの大人の存在です。「早く寝てくれないかな」「早くおしゃべりが上手になってほしいな」など小さな不安や迷いがあったらどうぞ遊びに来てください。 皆さん、こんにちは!
早々に梅雨が明けて、今年は一足早く夏がやってきました。
昨年から、熱中症への警戒を呼びかける「熱中症警戒アラート」を耳にする日が多くなりましたね。アラートが出たら公園ではなく、是非げんきっ子に遊びに来てください。先日、遊びに来てくれた1組の親子が「おままごと」をしていました。
3歳の男の子がブロッコリーをお皿にのせて電子レンジに入れました。ママと目くばせしながら「チ~ン」と声を出して、お皿を電子レンジから取り出すと「やわらかくなった?」とママが笑顔で聞くのです。「う~んと、もうちょっと」と男の子は、もう一度ブロッコリーを電子レンジに入れました。とても微笑ましい親子遊びを垣間見ました。
でも、私はちょっとビックリ!なぜって? 私は温め専用でしか電子レンジを使わないからです。確かにブロッコリーは茹でると栄養が水に溶けてしまうし、電子レンジの方が手軽なうえに栄養面からみても優れています。なにより、子どもにお手伝いしてもらうにも安心ですね。
保護者の皆さんは、お仕事をしていても、していなくても、家事と育児で毎日忙しくお過ごしのことでしょう。そこで、賢い手抜きをご紹介します。是非参考にしてください。★しても良い
・子どもの心と身体の安心、安全を損なわない手抜き
・保護者が笑顔で子どもと接することのできる手抜き
★してはいけない
・子どもに不安を与える手抜き
・子どもに「自分は邪魔な存在だ」と感じさせる手抜き例えば、帰宅が遅くなった日の夕食はレトルト食品だっていいです。
手作りで準備をして、夕食が遅くなると、寝る時間まで遅くなってしまいます。
毎日ではないのなら、手早くレトルトで夕食を済ませた方がいいと思いませんか?
これは「しても良い手抜き」です。保護者は、レトルト夕食に罪悪感をいだく必要はありません。
なぜなら、栄養は1日単位で考えるのではなく、数日単位で考えてもいいからです。
「昨日はレトルトカレーだったから、今夜は野菜を多めにしよう」というように。
保護者の笑顔が、子どもの笑顔に繋がります。どうぞ無理をなさってイライラするよりも「しても良い手抜き」を活用して、笑顔で子どもと接する時間を優先していきましょう。げんきっ子の相談日は未就学児の育児相談だけでなく
小学生のゲームやインターネットについての子育相談も受け付けています
※げんきっ子に小学生は入れません。保護者の方だけでご来館ください※
★相談日 火曜日・金曜日 9時~12時まで★
電話相談☏0480-34-5891・別室での相談も承ります